東京の3つの弁護士会が主催する司法修習生就職合同説明会が、10月8日から12日までの5日間にわたって行われました。昨年と今年は、コロナの関係で、オンラインでの開催です。この説明会には、東京だけではなく、埼玉弁護士会、千葉弁護士会、神奈川弁護士会なども参加します。
埼玉弁護士会会員である当事務所も、10月8日、9日、12日の3日間、新人弁護士を採用するためにこの説明会に参加し、3日間で約40名の司法修習生に対して、事務所の特色、取扱い事件、将来のビジョン、司法修習生の教育体制、待遇などについて説明、質疑応答を行いました。
合同説明会の後は、各事務所が、司法修習生に事務所に来ていただいての説明会を開催し、その後は採用面接となります。
昨今は、司法試験の合格者数が減り(今年の合格者は1500人を下回っています)、以前と比べて、売り手市場の傾向が強くなっています。合格者が2000人を超えていた頃は採用に苦労することはありませんでしたが、現在では、採用に苦労している法律事務所も多いと思います。
合格者をもっと減らすべきだという弁護士もいますが、合格者の数が減れば弁護士の数も減り、市民、企業に対するサービスの質も落ちてしまいます。1500人の合格者は何としても維持して欲しいものです。
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