令和3年9月8日付で、民法上の使用貸借契約を徹底的に分析した最新の書籍、「使用貸借の法律と実務」(埼玉弁護士会編、令和3年9月8日)が株式会社ぎょうせいから販売されました。
弁護士法人グリーンリーフ法律事務所所属の弁護士野田泰彦、弁護士小野塚直毅、弁護士時田剛志、弁護士池田味佐の四名が執筆を担当しております。
また、本書の販売に先立ち、令和3年8月28日に実施された関東弁護士会連合会主催の夏期研究会において、本書の内容を執筆者が発表する機会がありました。
発表としては、使用貸借の基本について、契約書例を基に多数の裁判例を分析した結果を発表した弁護士時田剛志、発表会の司会進行を担った弁護士小野塚直毅のほか、目的に従った使用収益に足りる期間の経過について詳細に解説を加えた弁護士池田味佐が活躍しました。
使用貸借とは、無償で不動産等を貸し借りする契約ですから、賃貸借とは対価が生じない点で異なります。親族間を中心に、実生活上も広く行われておりますが、契約書面が存在しないことも多いため、紛争に発展することがあります。
ご興味のある方がいらっしゃれば、ぎょうせいオンラインショップやAmazonでも販売されているようですので、ぜひ「使用貸借の法律と実務」をご覧ください。

「使用貸借の法律と実務」(埼玉弁護士会編)

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